2023-11-19 瓏朧寵鏐流。 我という存在を、恥じたことがあった。 とても、とても、深く、深く。 あの時、私はその言葉さえ、言えなかった。 ごめんなさい。 遠い昔の話。 今あるとすれば罪悪感か、行動による後悔。 それとも全く違う。 その時は、ただ、深く、恥じた。 思い出しただけ。だよ。 突然。ね。 しなやかに、 艶やかに、 君は、君であればよい。 それで、十分だ。 その感覚を感じていることさえ、愛おしい現実だ。 私は逝くよ。 それも手放して。